RUGスラーン使ってみた雑感。
2011年10月6日 TCG全般 コメント (6)先日行われたSCGのOpen tournament Top32の中で一際異彩を放っていたのがスラーン単とも言うべきこのデッキ。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=41069
デッキコンセプトは明確。
打ち消しとインスタントドローという王道のコントロールと、万能除去兼クロックを兼ねる《内にいる獣/Beast Within》や《金屑の嵐/Slagstorm》、それらを再利用する《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でボードを制圧して、おもむろに環境最強の除去体制を持つ《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》を出して殴り倒すというデッキ。
特筆すべきはやはり《内にいる獣/Beast Within》の強さで、相手の生物、PW、土地といったあらゆる脅威を対処し、デメリットの3/3は金屑やスラーンががっちり受け止める。
こちらが優位とみればターン終了時に瞬唱からFBで自分の土地を割り(マナに余裕があるならスラーン破壊再生でアド損無し)、突如5点のクロックを生み出すことも。
とまあ非常に柔軟な動きが可能で、あらゆるデッキに対応でき・・・そうに見えるんですが。
・弱点1:マナベースの脆弱さ
UUとRRとGGが要求される(特に3ターン目でUUかRRの要求が多い)のですが、揃わないことが多い。頑張ってLeakを構えているフリをしましょう。中盤のUUU(瞬唱でDisspateをFB)もかなり辛いんだわ。
・弱点2:フィニッシャーが貧弱
いくら最強の除去体制を持つスラーンといえど、ボディはただの4/4。
しかも伝説のせいで複数体並べられないので、なかなか相手の戦線を突破できない。
・弱点3:相手の呪禁を倒せない
ぶっちゃけ《ダングローブの長老/Dungrove Elder》が通ると負け。
即《金屑の嵐/Slagstorm》で流せれば良いが、流せないサイズだとGG。
などなど、瞬唱で指定するカード、獣で対処するのか打ち消すのか、金屑をどこまでひきつけるか等使っていてハラハラするぐらい線が細いデッキでした。
因みにこのデッキで《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》は青マナを使わずにドローできる神スペルですw
自分なりに変更点を加えるとすると、国内メタ的に茶対策は獣で十分賄えるので遺恨を全抜きして、色マナ安定とアンタップイン率を上げるため島を+1、対コントロールにも対ビートにもなってスラーンを8/8にまでできる頭蓋を+1かなぁ(もしくはM12ガラク?)。
《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》で落ちたら乙です。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》3にしても良いかも。
あとはSBの村長が強い。除去兼クロッカーにもなれるレインジャーもSB後ならきっと・・・(試してないのでよくわからん)。
赤を白にしてバントにすれば弱点1と3は解決できる・・・?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=41069
■RUG
// Lands
4 [SOM] 《銅線の地溝/Copperline Gorge》
4 [ISD] 《硫黄の滝/Sulfur Falls》
3 [M10] 《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4 [ISD] 《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
3 [9E] 《山/Mountain》
4 [LRW] 《島/Island》
3 [8E] 《森/Forest》
// Creatures
4 [ISD] 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3 [MBS] 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
// Spells
3 [ISD] 《霊炎/Geistflame》
2 [ISD] 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
4 [MBS] 《金屑の嵐/Slagstorm》
4 [ISD] 《熟慮/Think Twice》
3 [M12] 《マナ漏出/Mana Leak》
4 [ISD] 《雲散霧消/Dissipate》
4 [ISD] 《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》
4 [NPH] 《内にいる獣/Beast Within》
// Sideboard
SB: 1 [ISD] 《霊炎/Geistflame》
SB: 2 [ISD] 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
SB: 3 [NPH] 《外科的摘出/Surgical Extraction》
SB: 3 [ISD] 《解放の樹/Tree of Redemption》
SB: 2 [ISD] 《夜明けのレインジャー/Daybreak Ranger》
SB: 2 [ISD] 《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck》
デッキコンセプトは明確。
打ち消しとインスタントドローという王道のコントロールと、万能除去兼クロックを兼ねる《内にいる獣/Beast Within》や《金屑の嵐/Slagstorm》、それらを再利用する《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でボードを制圧して、おもむろに環境最強の除去体制を持つ《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》を出して殴り倒すというデッキ。
特筆すべきはやはり《内にいる獣/Beast Within》の強さで、相手の生物、PW、土地といったあらゆる脅威を対処し、デメリットの3/3は金屑やスラーンががっちり受け止める。
こちらが優位とみればターン終了時に瞬唱からFBで自分の土地を割り(マナに余裕があるならスラーン破壊再生でアド損無し)、突如5点のクロックを生み出すことも。
とまあ非常に柔軟な動きが可能で、あらゆるデッキに対応でき・・・そうに見えるんですが。
・弱点1:マナベースの脆弱さ
UUとRRとGGが要求される(特に3ターン目でUUかRRの要求が多い)のですが、揃わないことが多い。頑張ってLeakを構えているフリをしましょう。中盤のUUU(瞬唱でDisspateをFB)もかなり辛いんだわ。
・弱点2:フィニッシャーが貧弱
いくら最強の除去体制を持つスラーンといえど、ボディはただの4/4。
しかも伝説のせいで複数体並べられないので、なかなか相手の戦線を突破できない。
・弱点3:相手の呪禁を倒せない
ぶっちゃけ《ダングローブの長老/Dungrove Elder》が通ると負け。
即《金屑の嵐/Slagstorm》で流せれば良いが、流せないサイズだとGG。
などなど、瞬唱で指定するカード、獣で対処するのか打ち消すのか、金屑をどこまでひきつけるか等使っていてハラハラするぐらい線が細いデッキでした。
因みにこのデッキで《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》は青マナを使わずにドローできる神スペルですw
自分なりに変更点を加えるとすると、国内メタ的に茶対策は獣で十分賄えるので遺恨を全抜きして、色マナ安定とアンタップイン率を上げるため島を+1、対コントロールにも対ビートにもなってスラーンを8/8にまでできる頭蓋を+1かなぁ(もしくはM12ガラク?)。
《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》で落ちたら乙です。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》3にしても良いかも。
あとはSBの村長が強い。除去兼クロッカーにもなれるレインジャーもSB後ならきっと・・・(試してないのでよくわからん)。
赤を白にしてバントにすれば弱点1と3は解決できる・・・?
コメント
相当気に入ったみたいですね、この呪文
気に入ったのもありますが、実際このデッキではハンドに打ち消しが無くて引きに行かなくてはならないのにUやUUしか無い、といった状況が多々あります。
そんな場面でR1で2ドローしに行けるこのスペルは素晴らしいです。
第2第3のスラーンが居るので大丈夫!
とりま、まだソーラーフレアと対戦してないので今晩くらいにどれだけ戦えるのかやってみたい。
大量のFBを積んでいるから、マナはいくらあっても使いようがありそうですし。
ISDガラクや頭蓋より剣のがいいですかねー。
置いといて瞬唱やBeastからの強襲は強そうです。
その場合赤白剣が最有力候補になるのかな。