EDHで楽しむアンヒンジド。
アングルードから6年、2004/04/01に、ヤツはジョークの名を体現しつつ再来を告げたのだ!
(発売発表の日が日だったので、当初誰もが信じなかった!!)


ま、このころ自分はMTGやってなかったんですけどね。
あのJohn Avonのガチ土地イラストシリーズは、それのためだけにパックを剥かせるに十分値するモノだっただろう。

けれど、アンヒンジドセットはビックリマンのウエハースじゃない。
アングルードで不評だった要素を排除し、さらに馬鹿馬鹿しいアイディアを練りこんで十分遊べるバランスで作り上げられたのだ!!

多分。


では、アンヒンジド編いってみよう。
※かなり長いので注意。

Cardpecker(カードツツキ) (1)(白)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
ゴチ ― いずれかの対戦相手が手でテーブルを触るたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Cardpeckerをあなたの墓地から手札に戻す。
1+(1/2)/1
ゴチは非常に強力な能力だ。誘発条件が簡単であればあるほど、それは多大なアドバンテージをもたらすカードになる。
こいつも単体では2マナ1.5/1の飛行でしかないが、誘発条件は至って簡単。
相手がパーマネントを戻そうとしたりや、ジェネラルを出そうとしたりなんかして、テーブルに触るたびに高らかと「ゴチ!」してやろう。

Emcee(司会者) (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
他のクリーチャーが戦場に出るたび、あなたは立ち上がって、華々しく盛り上げる口調で「ご紹介します……」とクリーチャーのカード名を言ってもよい。そうした場合、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置く。
0/1
あらゆるクリーチャーを、戦場に出るに際し、「任意」で強化することのできるカード。もちろん対戦相手のでも構わない。
「ご紹介します!こちらがジャンド、ナヤ、バントを恐怖のどん底へ陥れた素晴らしい産物、さながらグリクシスの象徴、地を赤く染める者こと、スクラ・・・スラクムジ・・」「DIIIE(死ねぇぇぇ)」
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AB/Thraximundar

Frankie Peanuts (フランキー・ピーナッツ) (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 象(Elephant) ならず者(Rogue)
あなたのアップキープの開始時に、プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーに、「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしてもよい。そうした場合、そのプレイヤーはその質問に正直に答え、ターン終了時まで可能ならその答に従わなければならない。
2/3
なかなかに鬱陶しい能力。プライベートな内容について言及することも可能だが、あまり無粋なことはしないが吉。

Look at Me, I’m R&D (こっち見てよ、僕開発部) (2)(白)
エンチャント
Look at Me, I’m R&Dが戦場に出るに際し、数を1つと、その数より1つ多いか1つ少ない数を1つ選ぶ。
パーマネント、呪文、あらゆる領域にあるカードに書かれている1つ目の数は2つ目の数である。
色々と悪用ができそうなカード。
相性が良さそうなジェネラルは《盛なる勇士クロウヴァクス》《アウグスティン四世大判事》なんかだろうか。特に4世は外道やね。

Staying Power(持続力) (2)(白)
エンチャント
Staying Powerが戦場にあるかぎり、「ターン終了時まで」と「このターン」の効果は終わらない。
《天使の嗜み/Angel’s Grace》でずっと無敵!・・・なんていうのは普通の使い方。 (フランキー・ピーナッツ)と組み合わせることで、相手は答えた内容にずっと従わなくてはならなくなるぞ!!

Loose Lips (しまりのない唇)(青)
クリーチャー
エンチャント(クリーチャー)
Loose Lipsが戦場に出る際に、英語で8語以内(日本語なら20文字以内)の文を1つ選ぶ。
エンチャントされているクリーチャーは飛行を持つ。
エンチャントされているクリーチャーがいずれかの対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーが選ばれた文を言わないかぎりあなたはカードを2枚引く。
口にするも躊躇わされるような言葉を指定すると強力なドローエンジンになる・・・かも。
「だいじょうぶだ、もんだいない。」


Number Crunch(面倒な計算) (2)(青)
インスタント
パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
ゴチ ― いずれかの対戦相手が数字を言うたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Number Crunchをあなたの墓地から手札に戻す。
《転覆》を彷彿とさせる、強力なバウンス。
単にダメージを受ける際に「何点ですか?」と聞くだけでも大抵はゴチを誘発できるだろう。
何にしてもそうだが、度をわきまえないと嫌われるので注意。

Cheatyface(ずる顔) (青)(青)(青)
クリーチャー — イフリート(Efreet)
あなたはCheatyfaceを、いつでもそのマナ・コストを支払うことなくこっそり戦場に出してもよい。ただし、対戦相手がそれをただちに見つけた場合、そのプレイヤーはCheatyfaceを追放してもよい。
飛行
2/2
マナコストを踏み倒せる。ずるい。何がずるいって、どこから出すって書いてないからライブラリからでも追放領域からでも出せるんだ。
つまり何度追放されようが出せるんだけど、うん、まあ自重したほうがいいとおもうよ。


Magical Hacker(魔法ハッカー) (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ゲーマー(Gamer)
(青):呪文1つかパーマネント1つを対象とする。ターン終了時まで、それの文章欄のすべての+を−に入れ替え、−を+に入れ替える。
1/2
パンプ呪文を除去にしたり、PWのマイナス能力をプラスにしてしまったりとやりたいほうだい。キーワード能力の注釈文はカードテキストに書かれているとはみなされないので、頑強を無限に使いまわしたりはできない。

Mouth to Mouth (口と口) (3)(青)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはそのプレイヤーと息止め競争をする。あなたが勝った場合、あなたはそのクリーチャーのコントロールを得る。
色指定が軽く、呪文になって奪い返されにくくなった《支配魔法》!!
ちなみにラッチは2分以上は息を止めていられる自信があるんだが、勝負する?

Spell Counter(呪文カウンター) (2)(青)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
ゴチ ― いずれかの対戦相手が「呪文」か「打ち消(す)」か「カウンター」と言うたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Spell Counterをあなたの墓地から手札に戻す。
確定カウンターのゴチ付き。ただ強。
「えっと、その宝石鉱山って、どういう効果でしたっけ?」

Ambiguity(曖昧模糊)(2)(青)(青)
エンチャント
いずれかのプレイヤーがプレイされている呪文をカウンターする呪文をプレイするかカウンター付きで戦場に出る呪文をプレイするたびそのプレイヤーは次にプレイされた呪文をカウンターするかすでにプレイされていてカウンターされなかったパーマネントに追加のカウンターを置いてもよい。
書いてある事がまさに曖昧模糊だが、打消しをプレイするか、カウンターが乗って出る呪文をプレイするたびに、次にプレイされる呪文を打ち消せす能力を得るか、パーマネントにおいてあるカウンターを増やすことが出来る。
我がクラージ実験体デッキの最高のパートナーであろう。

Greater Morphling (もっとすごい変異種) (6)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
(2):Greater Morphlingは、バンド、武士道1、二段攻撃、畏怖、飛行、先制攻撃、速攻、好きな土地渡り、好きな色1色からのプロテクション、挑発、ランページ1、シャドー、トランプルのうち、あなたが選んだ1つをターン終了時まで得る。
(2):Greater Morphlingは、ターン終了時まであなたが選んだ1色の色になる。
(2):Greater Morphlingは、ターン終了時まであなたが選んだ1つのクリーチャー・タイプになる。
(2):Greater Morphlingのエキスパンション・シンボルは、ターン終了時まであなたが選んだ1つのシンボルになる。
(2):Greater Morphlingのアーティストは、ターン終了時まであなたが選んだ1人のアーティストになる。
(2):Greater Morphlingは、ターン終了時まで+2/-2か-2/+2の修整を受ける。
(2):Greater Morphlingをアンタップする。
5/5
あの青い悪魔がもっと凄くなって帰って来た。
タダ強だけど本家と違って《脆い彫像》なんかであっさり死ぬのはご愛嬌。

Johnny, Combo Player (コンボ・プレイヤー、ジョニー) (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ゲーマー(Gamer)
(4):あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
1/1
コンボ大好き、Johnny!!
伝説のクリーチャーなのでジェネラルに据えることもできる。が、アンヒンジドの青にはもっととんでもない伝説のクリーチャーが残っていたのだった・・・。

Richard Garfield, Ph.D.(リチャード・ガーフィールド博士) (3)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) デザイナー(Designer)
あなたはカードを、あなたが選んだ同じマナ・コストを持つ別なマジックのカードであるかのようにプレイしてもよい。(マナ・コストは色を含む) あなたは同じカードを2回選べない。
2/2
もっととんでもないジェネラル。造物主。
《送還》が《Ancestral recall》になったり、《メムナイト》が《Black Lotus》になったりと何もかもが自重していない。
とはいえ、使い手の知識量が試されるカードでもある。
別のカードとしてプレイしたカードは非常に紛らわしいので、何としてプレイしたのか紙にでもメモしておくと良いかと。

Topsy Turvy(しっちゃかめっちゃか) (2)(青)
エンチャント
各プレイヤーのターンのフェイズ進行は逆になる。(フェイズは逆順に、終了、戦闘後メイン、戦闘、戦闘前メイン、開始の各フェイズである。)
3人以上のプレイヤーがこのゲームに参加しているなら、ターンの順番は逆になる。
普通に使っても擬似《Time Walk》。恒久バウンス手段があればずっと俺のターン。これは自重しない強さ。

Farewell to Arms(腕よさらば) (1)(黒)(黒)
エンチャント
Farewell to Armsが戦場に出るに際し、いずれかの対戦相手の腕についている手を1つ選ぶ。
選ばれた手がオーナーの背中の後ろにないとき、Farewell to Armsを生け贄に捧げる。そうした場合、そのプレイヤーは手を捨てる……正確には、手札のカードを捨てる。(弁護士が当初のやり方を認めてくれなかったので。)
やってみればわかると思うが、腕を背中につけたままの長時間プレイは肉体的にもかなり辛い。頑張りすぎて翌日変な筋肉痛にならないよう、そっと注意を促してあげよう。

Stop That(そいつを止めろ) (黒)
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
ゴチ ― いずれかの対戦相手が聞こえる音量で手札のカードをパシパシするたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Stop Thatをあなたの墓地から手札に戻す。
ゴチは皆そうだが、特定の相手と共謀することにより絶大な効力を発揮する。
これは黒マナが続く限り共謀した相手以外の手札を削り取れるだろう。しかもインスタント。
墓地対策でリムーブしようにも、さらにレスポンスでパシパシやられては手がつけられない。

Booster Tutor (ブースターの教示者) (黒)
インスタント
封をされたままのマジックのブースターパックを1つ開け、それらのカードを公開し、その内の1枚をあなたの手札に加える。(次のゲームの前には、そのカードをデッキから取り除くこと。)
1マナで何でも持ってこれる(可能性のある)教示者。トーメントのパックを開ければ黒いカードには困らないし、ミラディンのパックをあければ強力な装備品を手に入れれる可能性も高い。

Kill! Destroy! (殺せ! 破壊しろ!) (1)(黒)(黒)
インスタント
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
ゴチ ― いずれかの対戦相手が「殺(す)」か「破壊」と言うたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Kill! Destroy!をあなたの墓地から手札に戻す。
強力なゴチ呪文。

Aesthetic Consultation (美的診断)(黒)
インスタント
アーティストを1人指定する。あなたのライブラリーの一番上から6枚のカードをゲームから取り除き、その後ライブラリーの一番上のカードから順番に、指定したアーティストによるカードが出るまで公開し続ける。そのカードを手札に加え、これにより公開された他のカードをすべて追放する。
デッキの組み方次第では欲しいカードを何でも手に入れられる。ただしEDHの特性上、6枚の中に指定のカードが入っているとゲームオーバーに・・・。

Necro-Impotence (ネクロインポーテンス) (黒)(黒)(黒)
エンチャント
あなたのアンタップステップを飛ばす。
あなたのアップキープの開始時に、あなたはX点のライフを支払ってもよい。そうした場合、X個のパーマネントをアンタップする。
1/2点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きに追放する。ターン終了時に、そのカードをあなたの手札に加える。
単に2枚目のネクロとしても十分使える。
最初からガンガン飛ばしすぎて、勃たなくなっちまったなんてことにならないよう。

Frazzled Editor (疲れきった編集者) (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 官吏(Bureaucrat)
プロテクション(長ったらしい) (文章欄の文が4行以上の場合、それは長ったらしい。)
2/2
EDHは特性上、能力持ちのパーマネントを多用するので、なかなかにコイツは嫌らしい。まあしょせんは2/2なんだけれど。

Goblin Mime(ゴブリン・パントマイム役者) (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) パントマイム役者(Mime)
あなたが何かをしゃべったとき、Goblin Mimeを生け贄に捧げる。
2/2
2マナ2/2とコストパフォーマンス良好なゴブリン。
身振り手振りでの意思疎通に自信のあるエンターテイナーは是非使ってみて欲しい。

Mana Flair (1)(赤)
インスタント
あなたのマナ・プールに、あなたが選んだアーティスト1人による土地でないパーマネント1つにつき、(赤)を加える。
ゴブリントークンを同じアーティストでまとめたりすれば、結構なマナ加速になるんじゃないかと思ったり。


Yet Another AEther Vortex(もう一つの霊気の渦) (3)(赤)(赤)
エンチャント
すべてのクリーチャーは速攻を持つ。
プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開した状態でゲームをプレイする。
いずれかのライブラリーの一番上にあるインスタントでもソーサリーでもないカードは、そのライブラリーにあるのに加えてオーナーのコントロール下で戦場に出ている。
パーマネントのコスト踏み倒し機能がついたような未来予知。エルドラージなんぞがめくれれば酷いことになる。
あくまでライブラリーの上にあるままなので、次のターンにはそれをドローすることになるのに注意。

Laughing Hyena (笑うハイエナ) (1)(緑)
クリーチャー — ハイエナ(Hyena)
ゴチ ― いずれかの対戦相手が笑うたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Laughing Hyenaをあなたの墓地から手札に戻す。
2/2
エンターテイナーにお勧め、ゴキゲンなハイエナ。
競技と違ってEDH(特にアンシリーズの使用が許されるような空気の)では、比較的笑いの起こる機会は多そう。
このカードはご親切に、フレイバーに笑いのネタまで書いてくれている。

"Two muffins are baking in an oven. One muffin says to the other muffin, ‘It’s getting hot in here, huh?’ The other muffin says, ‘Aagh! A talking muffin!’"
マフィンが2個オーブンに入ってたんだ。で、片方のマフィンがもう片方に「熱くなってきたんじゃないか?」って聞いたら、相手のマフィンがこう言ったんだ。「うわぁ! マフィンがしゃべったぁ!」

Creature Guy (クリーチャーなやつ) (3)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
ゴチ ― いずれかの対戦相手が「クリーチャー」か「やつ」と言うたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Creature Guyをあなたの墓地から手札に戻す。
3/3
強力なゴチカード。

Name Dropping (名前落ち)(1)(緑)
エンチャント
ゴチ ― いずれかの対戦相手があなたの墓地にあるカードのカード名にある単語を言うたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、そのカードを手札に戻す。
自分の墓地にある全てのカードにゴチを与えるカード。
墓地に何のカードが落ちているかしっかり把握しておこう。


Stone-Cold Basilisk (冷え切ったバジリスク)(4)(緑)
クリーチャー — バジリスク(Basilisk)
Stone-Cold Basiliskが自身のカード名よりも少ない文字数のクリーチャーをブロックするか、自身のカード名よりも少ない文字数のクリーチャーによってブロックされた状態になるたび、戦闘終了時にそのクリーチャーを破壊する。(句読点と空白は文字でない。)
いずれかの対戦相手がStone-Cold Basiliskを読むたび、そのプレイヤーはターン終了時まで石になる。石になっているプレイヤーは、攻撃やブロックを行えず、呪文や能力をプレイできない。
2+(1/2)/5
うっかりこのテキストを読んだ相手は《オアリムの詠唱》を唱えられた状態になってしまう。酷い。
バジリスク能力も韓国語、中国語、日本語カードに対してはまず勝てるだろう。

Symbol Status (シンボル的状況) (2)(緑)(緑)
ソーサリー
あなたがコントロールするパーマネントの中の異なるエキスパンション・シンボル1種類につき、無色の1/1のエキスパンション=シンボル(Expansion-Symbol)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
凄まじいトークン生成能力を持った呪文。
無論、基本地形のエキスパンションを全て散らしておくのは基本テクである。


B-I-N-G-O(オ・オ・ア・タ・リ) (1)(緑)
クリーチャー — 猟犬(Hound)
トランプル
いずれかのプレイヤーが呪文をプレイするたび、チップ(chip)・カウンターをそれの点数で見たマナ・コストの上に置く。
B-I-N-G-Oはチップ・カウンターが3つ並んだ列1つにつき+9/+9の修整を受ける。
1/1
全ての列がそろうと73/73。トランプルまでついていて、タルモとかいうレベルではない。
EDHは重い呪文に至るまで良く使われるので、結構揃えることは容易と思われる。

Form of the Squirrel (リス変化) (緑)
エンチャント
Form of the Squirrelが戦場に出るに際し、緑の1/1のリス(Squirrel)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それが戦場を離れたとき、あなたはゲームに敗北する。
クリーチャーはあなたを攻撃できない。
あなたは呪文や能力の対象にならない。
あなたは呪文をプレイできない。
《バザールの交易商人》で誰かにプレゼント・・・・と思ったけど、どうも敗北するのは遅延誘発型能力らしい。リストークンをあげてもだめ。《もみ消し》でも構える?

Uktabi Kong (ウークタビー・コング)(5)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — 類人猿(Ape)
トランプル
Uktabi Kongが戦場に出た時、すべてのアーティファクトを破壊する。
あなたがコントロールするアンタップ状態の類人猿(Ape)を2体タップする:緑の1/1の類人猿クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
8/8
アーティファクトの蔓延するEDHでは非常に強力なカード。
書いてある事はかなりマトモである。


Ach! Hans, Run! (「ああ! ハンス、逃げて!」) (2)(赤)(赤)(緑)(緑)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたは「ああ! ハンス、逃げて!」と言って、クリーチャー・カードのカード名を1つ指定してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーから指定したカード1枚を探してそれを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。そのクリーチャーは速攻を持つ。ターン終了時に、それを追放する。
「逃げろハンス!エムラクールだッッッ!!!」

Meddling Kids(翻弄するガキ) (2)(白)(青)
クリーチャー — 人間(Human) 子供(Child)
Meddling Kidsが戦場に出る際に、アルファベット4文字以上(日本語3文字以上)からなる単語を1つ選ぶ。
選ばれた単語が文章欄に書かれている土地でないカードはプレイできない。
2/3
うまくいけばガドック並みの凄まじいスペル抑制能力を持つ。
先のStone-Cold Basiliskの例を見るからに、日本語と英語は区別されるので「ダメージ」と指定してもDamageと書かれているカードならプレイできるんじゃないかな。
自分がカードを英語で統一しているなら日本語を、日本語で統一しているなら(アンシリーズは英語しかないが)英語で単語を指定しておけば一切デメリットにならない。

Rare-B-Gone(レア退場) (2)(黒)(赤)
ソーサリー
各プレイヤーはすべてのレアのパーマネントを生け贄に捧げ、その後自分の手札を公開してすべてのレアカードを捨てる。
ともかくカードパワーが重視されるEDHでは、恐るべき効果をあげると思われる。
ホームランド以前のカードはレジェンドを除いてレアという希少度が存在しないため、アンコモン1をレアとして扱う裁定がでている。

My First Tome (3)
アーティファクト
(1),(T):対戦相手1人を対象とする。あなたの手札のカード1枚のフレイバー・テキストを読む。そのプレイヤーはそのカード名を当てる。あなたはそのカードを公開してもよい。そうした上で相手が間違っていた場合、カードを1枚引く。
《嘘つきの振り子》に似たドローエンジン。
振り子と違ってドローする際に公開するのは指定したカードだけで済むのはかなりのメリット。設置も起動も軽くて優秀。

Rod of Spanking (ひっぱたきのロッド) (1)
アーティファクト
(2),(T):プレイヤー1人を対象とする。Rod of Spankingはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。その後そのプレイヤーが「ありがとうございます。もう一発いただけますか?」と言わないかぎり、Rod of Spankingをアンタップする。
クリーチャーには飛ばせないがかなり軽くなった《破滅のロッド》。
食らった相手は非常に屈辱的なセリフを言わない限り、また食らうはめに陥る。
まあ、言うやつは嬉々として言いそうではあるが・・・。

Mox Lotus(モックス・ロータス) (15)
アーティファクト
(T):あなたのマナ・プールに(∞)を加える。
(100):あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ1点を加える。
あなたはマナ・バーンによりライフを失わない。
これ1枚で無限マナ達成。15マナでさえ軽すぎる能力を持つ。クレイジー。

Pointy Finger of Doom(終末のとんがり指) (4)
アーティファクト
(3),(T):Pointy Finger of Doomをテーブルの中央で、少なくとも1回転以上回す。その後その指が指差している一番近いパーマネント1つを破壊する。
何度でも使える無色の、パーマネント破壊カード。とはいえ選ばれるカードはほぼ、ランダムである。
性質上横にパーマネントを並べるタイプの相手は、選ばれる可能性が高い。
これを起動される前にさっさとパーマネントを纏めてしまうのは非常に有効な手段だが、場がしらけることは請け合い。正々堂々勝負を楽しもう。

Water Gun Balloon Game(水風船ゲーム) (2)
アーティファクト
Water Gun Balloon Gameが戦場に出るに際し、各プレイヤーはバン!(pop!)カウンターを0の場所に置く。
いずれかのプレイヤーが呪文をプレイするたび、そのプレイヤーのバン!カウンターを1上げる。
いずれかのプレイヤーのバン!カウンターが5になるたび、そのプレイヤーはピンクの5/5の巨人(Giant)・ぬいぐるみ(Teddy)・熊(Bear)クリーチャー・トークンを1体戦場に出し、すべてのバン!カウンターを0に戻す。
先に風船を破裂させたプレイヤーに恩恵を与えるカード。呪文を連打できるデッキ向け。

Super Secret Tech (3)
アーティファクト
すべてのプレミアの呪文をプレイするためのコストは(1)少なくなる。
すべてのプレミアのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
Foilのロードというとおかしいが、全てのFoilカードに恩恵を与えるカード。
相手も修正を受けてしまうものの、これを使うなら恐らくデッキをFull Foilにしているだろうから、些細なことである。
ごく一部の例外を除いてFoilの存在しないサーガ以下のエキスパンションは恩恵を受けられないのは残念。
報奨プロモなんかで、使えるカードは増えているけどね。

R&D’s Secret Lair
伝説の土地
カードは書かれている通りにプレイする。すべての訂正を無視する。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
恐るべき伝説の土地。
日本語版の《擬態の仮面》、スペイン語版の《曇り鏡のメロク》、日本語版初版の《呪われた巻物》、フランス語版第8版の《破滅のロッド》などが化け物カードに変身する。

他にもM10でのルール改正によってあらゆるカードが支障を来たす。
あまり厳密にやりすぎるのも困り者である。
http://mtgwiki.com/wiki/R%EF%BC%86D’s_Secret_Lair
↑’が全角に変換されてしまうので注意。

というわけでアンヒンジド編でした。
いやーアングルードよか遥かに面白そうなカード満載ですね(というかアングルードは地味)。
机を叩かなければいけなかったり、叫ばなければならないなど、周囲に迷惑が及びそうなカードは意図的に候補から外してあったりします。
ご使用の際は公序良俗、マナーを守り、場の空気を読んで楽しくプレイして頂きたい。

↓アングルード編はこちら。
■EDHで楽しむアングルード。
http://rattie.diarynote.jp/201010220138251748/

※AWOL (無断欠勤)ってジェネラル対策になるんじゃね!?って思ったんだけど、最初に追放領域に置かれるからその時点で置換できてしまってだめでした・・・残念。

コメント

Y
2010年10月24日3:53

アンヒンジドはパック代を払って土地を買うものでしたww

kuma
2010年10月24日12:26

>日本語版の《擬態の仮面》
自分が中学生位の頃、エラッタと言うものを皆知らなかったので、当然の様に4積みされてました。今思い返すと酷いwww

ラッチ
2010年10月24日13:19

>Yさん
アングルードで同じことをしましたw
アンヒのときもMTGやっていたら、きっとまた同じことをしたでしょうww


>kumaさん
エラッタなんて知らなくて当然でしたからねぇ・・・当時は。
呪われた巻物とか流石に有名なのは聞き及んでいましたけど、そんなの誰ももっていなかったから関係なかったw

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